遊具使用禁止■全体■

 10日ほど前の3月16日に、ミネソタでいろいろ制限されてから、大人も” work from home (在宅勤務) “ が増えていました。

買い物などの外出も極力控えているので、我が家の場合は基本的に犬の散歩以外は閉じこもりでした。

 しかしそんな生活を10日ほどしてきた3月27日金曜日、州知事が金曜夜中からもう一段規制を強化すると宣言しました。

つまり、今までは「出来るだけ外出しないで」というもので、営業禁止の範囲も限られていたのが、「どうしても必要な仕事以外は出勤しないのが原則」「それが可能な仕事は出勤しないで在宅勤務をすること」という規制にレベルアップ。

 できるだけ人の接触を減らそうという動き。 

 3月16日の時点では
2週間だった”おこもり期間”が、もう2週間延長。小中高校も10日程度の休校と言っていたのが5月頭まで、つまりトータルで1ヶ月半も休校に。  

 そして、規制が強化されたせいなのか、いつもの公園に散歩に行ったら1コマ目のような看板がが立てられていました。
 

 ようやく最低気温がマイナスの気温から脱出しつつあったミネソタ。
コロナ対策でジムやフィットネスも閉じられてしまってるので、天気がいいと運動のために公園に出てくる大人や、子どもを遊ばせる保護者が徐々に増えてきていたので、すべての遊具を消毒して回るわけにもいかないだろうし、やむをえない対策なのかもしれません。


     ☆     ☆     ☆

 調べたところ、ミネソタの広さはちょうど日本の本州くらいだそうです。他方で、人口は日本の本州と比べると約20分の1で、日本に比べると人口密度がスッカスカ。ツイン・シティという都市部はありますが、日本の東京とは大きさが比べ物になりません。

 このスッカスカのミネソタでここまで厳しい政策がとられたのですから、日本の外から見ていて、日本のことが心配でなりません。

 ちなみに、規制が一段階強化された3月27日時点でミネソタのコロナ陽性反応者数は398人。死者数は4人でした。

 ミネソタにはMSPという国際空港があることも考えると、NYなどと比べて死者の数が比較的抑えられているのはウォルツ州知事が早い段階で厳しい規制を始めたことが大きな理由かもしれません。


 日本の皆さんも、不要不急な外出は控えてくださいね。

Stay, safe! 

(↑ 最近はこれが、"See you soon!" などの代わりの、英語の別れの際の挨拶になってしまいました。本当に早く正常化してほしいなあ)



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