前々回に引き続き、
アメリカ(ミネソタ)の季節ネタ。

◆サルベーション・アーミー◆全体◆1080

ミネソタのこれからの時期、
赤い色の募金箱が目印の人たちが、
MALL OF AMERICAという大型モールや、
大きなスーパーの入り口でベルを振って、
人びとに赤い募金箱に寄付を求めている。

SALVATION ARMYという赤いマークが目印。
 
ミネソタは、この頃から気温がどんどん
下がって、昼間でもマイナスになったり
するので、「たいへんだなあ」と思っていた。

寒いけど、でもたぶん実際に
人がベルを振っていることに意義があるんだろうね。

「ボランティアだよね?寒いのに
たいへんだなあ、ちょっと入れようかな…」
って気になるもんね。

その後、たまたまこのボランティアを
しているという人の話をちょっと聞けて。
やっぱりボランティアが協力しあって
誰かが居るようにするそう。

その人の話を聞いてから、ちょっとだけでも
協力しようと思った。

ただ日本人の私がちょっと勘違いしていたことがあって。

ある年のクリスマス直前。
食料品の買い出しで忙しくしていて。

入店時は手に現金を用意していないし、
出る時は荷物で手がふさがっているので
「クリスマスが終わったら入れよう」と思ったら。

クリスマスが過ぎたら、既にスタンドも
ベルを鳴らす人も影も形もなかった。

SALVATION ARMYの赤い募金箱って、
クリスマスまでなのね。

日本の「歳末助け合い」のイメージで
年末ギリギリまでやっていると
なんとなく思いこんでいたよ。

つまり、Salvation Armyは
「歳末助け合い」じゃないのだった。

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SALVATION ARMYは、そもそも
貧しい人たちに「クリスマスのご馳走を」
と始まった活動らしく、クリスマスまでで
終了してしまうのも、そりゃあ、納得。

たしかに、日本だと「無事に年を越せるか」
って考えるけど、アメリカだとあまり
年末に特別感はないので
「年を越せるか」はあまり重要じゃなくて、
クリスマスのご馳走が食べられるか
の方が重要なのかも。


    ⭐︎    ⭐︎    ⭐︎    ⭐︎


ところでSALVATION ARMYの募金、
通りすがりにさり気なく入れやすい。

入れたのに気づいたボランティアの人が
静かに ”Thank you.” などと言ってくるだけ。
普通の会話っぽくて、周囲の注目を浴びない。

クリスマスが近づいてくると、
”Thank you. Merry Christmas!” とかになって、
ボランティアの人の服装もクリスマス風味になってくる。



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