ミネソタの多国籍な仲間たち アメリカ★サラダボウル絵日記

アメリカの中でも移民の受け入れに積極的なミネソタ。
そのミネソタでの日常などを描きます。

2020年07月


ずいぶん前から言われているのですが、
ミネアポリスではジョージ・フロイド事件以来、
警察を去る警官が増えているそうです。
辞めたいという意思を示す人も多いとか。

ちょっと気の毒だなあと思うのは、事件の前は
"First responder (何かあった時に一番に駆けつける人)"
として、コロナの中で頑張ってくれていると
ヒーロー扱いだったこととの落差があまりに
大きかったこと。コロナもまだ先が見えないし。

IMG_7198

さて、本題です。

アンブレラ・マン(Umbrella Man)が
誰なのかが特定されたというニュースが
つい先日、7月28日(火)に ミネソタのテレビや
SNSを賑わしました。

「アンブレラ・マンって何、何者?」って、
これまでこの人物の話題に 接したことがない人
なら思うと思います。

簡単に言えば、
彼はジョージ・フロイド事件後に
サウスミネアポリスで一番最初の暴動を引き起こした
と言われている人物です。

つまり、5月27日(水)に、それまで
サウスミネアポリスで行われていた
平和的な抗議活動が暴徒化するのを故意に
あおった人物として、当初からSNSに
その写真が流れたりしていたのだけど。

その姿があまりにも異様だったため 、
「いわゆる都市伝説やフェイクニュースである
可能性もあって信憑性が低いかも…」と、
今まで私が書くのを躊躇していた人物です。

まずは、画像を。Facebookからの引用です。↓

This is why the violence escalated last night. You see the white man who is holding a black umbrella and dressed all in...

Tiffany Sudduthさんの投稿 2020年5月28日木曜日


事件から2ヶ月以上経って、ついにテレビなどに
ニュースとして取り上げられることに。
なので、私も書くことにしました。

報道の内容は、彼が誰なのかが特定され、
捜査令状が出たと言うもの。

報道によると、平和的だった抗議活動が
一気に暴徒化したのは、このアンブレラ・マンが
お店の窓ガラスを道具で次々と割り、
「ここは誰でもがタダで物を持っていっていい店だ」
とスプレーで書くなどして煽った
彼の行為が一因と言われています。

彼の当日の行動を写した動画などを含む
ニュース→KARE11のニュース映像

画像を見ればわかりますが彼は白人です。
報道では、彼はHell's Angelsの一員で、また
(スティルウォーターでモスリムの女性に
嫌がらせをした)白人至上主義者のAryan
Cowboysの仲間でもあるそう。

以前に、ミネソタの公安局(DPS)が
「白人至上主義者のグループが関わっている」
と言っていたのはこれだったみたいですね。
(その時の話は→ここ



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MLKJr001

上のイラストは、既に一度掲載したイラストだけど、
偶然にも、これ以上にふさわしいものはない気が
したので再掲載。

ミネソタの暴動とは関係ないけれど。 

そして、日本人には馴染みのない人だけど、
ジョン・ルイスという人物が7月17日に亡くなりました。

上のイラストがどうしてふさわしいかというと、
上のイラストのキング牧師は、
アラバマのセルマという場所で1965年に膝をついて
祈りを捧げているけど、
おそらくその対象に、今回亡くなったジョン・ルイスも
含まれていたから。

セルマでは、黒人の投票権を求める公民権運動の
一環として行進が行われ、たくさんの逮捕者が出た。
逮捕理由は、デモ行進が無許可だったということ
のようだけど、当時、そのような内容の
黒人のデモが認められたかどうか。
(ちなみに、非暴力の行進だったそう)

キング牧師は、当時、逮捕される仲間たちを前に
膝をついて祈りを捧げたとか。

当時の若きジョン・ルイスは
運動の中心人物の一人で、待ち受けていた警官隊に
殴られて頭蓋骨骨折をしたと言われている。

が、その後、黒人の投票権は認められ、
彼は30年以上に渡りアメリカ議会下院の議員を務めた。

その彼の功績を認め、オバマ大統領も2011年に
メダルを授与したという。

ジョン・ルイス

ESL(英語学校)で習った「公民権運動」を
実際に体現した人物だったのですね。

これについても、そのうち書きたいなあ。
需要がないかもしれないけど。


    ☆    ☆    ☆    ☆


先週末は2日に渡って、ニュースを見ようとすると
彼の葬列や葬儀の中継が報道されている状態でした。

BLM(Black  Lives Matter)運動が激しくなっている
今のこの時期だから大きく報道されたのでしょうか。
それとも30年以上に渡って議員を務めたことから
注目されたのでしょうか。その辺のところは
米国滞在がまだまだ浅い私にはわかりませんでした。


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ミネソタ在住◯年の日本人です。

このシリーズでは、ミネソタで起こった
ジョージ・フロイド事件から始まった
暴動とその後についてときどき書いています。

IMG_7575
ちょっと読みにくいけど、"RISE UP(立ち上がれ)" と書いてある。


 ※記憶を掘り起こして書いていますので、
 細かい部分が間違っているかもしれません。
 たまたまこのタイミングでミネソタに居合わせた
 一人の日本人の見聞きしたことを綴っているにすぎません。
 大勢から見たら間違っているかもしれません。

 さらに、こちらのニュースは英語で見ているので、
 誤訳や誤解があるかもしれません。いろいろご了承くださいね。

ミネソタの暴動について、最初から読みたい人は→ここ


■2カ月まで(3)■1コマ目

■2カ月まで(3)■2コマ目

■2カ月まで(3)■3コマ目

具体的には彼は以下のようなことを言ったと主張された。

「市民からクレームを受けない警官は、外に出て何も
調べていない、レベルの低いノロマだ」

「警察というのはバスケの試合のようなものだと考えろ。
もしファールを取られないなら、十分に戦っていない
ってことだ」

■2カ月まで(3)■4コマ目

■2カ月まで(3)■5コマ目jpg

州議会は前回の臨時会期で何も決められずに
もの別れに終わったので、とりあえずは前進。


軍隊式のトレーニングの禁止が盛り込まれたので、
改革の範囲を広げようとした民主党系政党(DFL)と
制限的にしようとした共和党系の、中間の着地点。
ただ、やはりDFLは足りないとしているらしい。
 

    ☆    ☆    ☆    ☆

この他のこの2ヶ月の動きとして
私の目を引いたのは2つ。

1つ目は、これまでミネソタの暴動では
放火や略奪はあっても暴徒による死者は出ていない
とされていて、それがせめてもだと言われていたんだけど、
放火されて破壊された建物の瓦礫の中から遺体が出て、
実は犠牲者が一人出ていたのだと判明したこと。 
(詳しくは→ここ


2つ目は、暴徒による死者ではないけれど、
ミネアポリスの暴動の日、5月27日に出た一人の死者について。

その死者は、暴徒が押し寄せたと考えた質屋の主人が
ショットガンを撃ったことによる死者だった。
(先日書いた、遺体が発見された質屋とは別の質屋)

質屋の主人は逮捕はされたけれど、訴追されなかった。

7月21日になって遺族側の弁護士が、
質屋の主人を訴追することと、警察に対して
防犯カメラの映像を公開するように求めた。

その弁護士によると、当時質屋の主人は屋内にいて
安全だったのに屋外に向けて複数回発砲した
という主張。(詳しくは→ここ

ジョージ・フロイド事件から2ヶ月経って、
異常事態だからそのままにしていたことが、
時間が経っていろいろ動き出している
ということだろうか。

【※この部分一部追記・訂正しました】


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週末のニュースを見ていても、アメリカの他州で
抗議のデモ隊と警察の衝突が治りません。
早く落ち着いてくれることを願います。

IMG_7510

ミネソタの暴動について、最初から読みたい人は→ここ


2カ月まで(2)■1コマ目

まだまだ裁判が始まるには時間がかかるみたい。

2カ月まで(2)■2コマ目

2カ月まで(2)■3コマ目

この人の発言が悪いと言っているわけでなくて、
このひと、今回の件で結構ニュース画面に出てきてたのに
今まで描いていないことに気づいたので登場させてみた。

2カ月まで(2)■4コマ目
彼の名前はDelek Chauvin (デレク・ショーヴィン)。

2カ月まで(2)■5コマ目

デレク・ショーヴィンは実際に
(ジョージ・フロイド事件直後に離婚した)元妻と共に
9件分の脱税等で告発されたそうで。
このタイミングで脱告発なんてされると
「やっぱり悪いやつなんだ」という先入観に繋がりそう。


    ☆    ☆    ☆    ☆

ジョージ・フロイド裁判は見守りたいと思っていたけど、
まだまだ時間がかかりそう。私が日本に帰国する前に
結果を見られるかな? 



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ジョージ・フロイドがミネアポリスで
警官に命を奪われて2ヶ月が経ちました。

その後のミネソタの動きについて書いていきます。

IMG_7507

ミネソタの暴動について、最初から読みたい人は→ここ
ミネソタの暴動の前回の記事(6月中旬まで
についてまとめたもの)を読みたい人は→ここ


2ヶ月まで(1)■1コマ目

「アメリカのニュース」を見ていると、
凄いことになってそうだけど、発祥の地とも言える
ミネソタでは暴動は落ち着いています。

2ヶ月まで(1)■2コマ目
2ヶ月まで(1)■3コマ目
↑ お母さんが着ているシャツのプリント、たぶん息子さんの
写真がプリントされているんだと思うけど、確認が取れなかった。
(こういう風にBLM関係の活動などで
顔写真のプリントされたシャツを着るのは
こちらではよくあるので、たぶんそうだと思うけど…)


2ヶ月まで(1)■4&5コマ目

全米から母親たちが集まったのは、
"National Mother's March and Weekend" という
催しが企画されたからのようです。

ジョージ・フロイドが、警官の膝の下で
息絶えようとしていたとき、彼はお母さんに
呼びかけたことから、母親たちが
彼のために正義が行われることや、
警官の残虐行為をやめさせること、それに
これまで警官の残虐行為による死亡事件を
再調査して法の裁きを受けさせることなどを
求めて立ち上がったようです。


    ☆    ☆    ☆    ☆


4コマ目で「警官とのやりとり」に「*」が付いているのは、
英語を日本語に訳すときにニュアンスを
うまく再現できなかった気がしたからです。

原文では "in police altercations" となっているんだけど、
どなたか、日本語としてふさわしい良い案があったら
コメント欄で教えてください。

"altercation" って、直訳だと「口論・激論・言い争い」
等になっちゃうけど、日本の感覚だと、
これで警官が銃を持ち出したりして
一般市民を死傷させることはほぼないので、
なんか違う気がして伝わらない気が。



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