カテゴリ: 絵日記
「家の中で靴を履くか」問題、渡米当初の我が家では
アメリカ人って、ホントに家の中でも靴を履いたままなの?
渡米する前は、アメリカドラマで誰かが
靴のままベッドにゴロン、と横たわる
シーンとかを見るたびに。
家の中では靴を脱ぐ文化で育った私は
「ひ〜!汚い!」と思っていた。
「アメリカでは靴を履いたまま家の中で
暮らすのか」とそれで心に刻まれた。
で、実際ミネソタに来てみて
「あれ??」となった。
ちょうど今朝の情報番組で、
私の疑問に答える特集コーナーが。
ミネソタに来て意外だったこと。
それは、家の中に入るときに
わりと高確率で
「靴を脱いで」と言われることだった。
で、今朝たまたま地元のテレビが
アンケートを取っていたのを見て納得。
「あなたは家の中で靴を履いてますか?」
という質問へのウェブ投票を求めていた。
結果は、「履かない派」が多数派だった。
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
地元FOX9が行ってたウェブ投票なので
答えている人はほぼミネソタンだと思う。
やっぱり冬が長いミネソタだと、
雪を靴にくっつけたまま家の中を歩き回ると
雪が落ちてあちこち濡れちゃうもんね。
それに、冬の初めや春先の雪はドロドロだし、
凍ったら凍ったで、滑り止めの塩の粒で
ジャリジャリになるのだ。
なお、日本と違って玄関はないので
家に入ってすぐのところで脱いで
そこに靴を置いておくパターンがほとんど。
なお、ミネソタ界隈の一戸建ては
玄関ドアが二重になっていることも多い
けど、玄関という感じではない。
下手するとドアが2枚付いていて間に
ほぼスペースはない(防寒のため?)。
集合住宅はどうかというと、
分譲マンションのサーミルのところは
内廊下のドアの前で
靴のままベッドにゴロン、と横たわる
シーンとかを見るたびに。
家の中では靴を脱ぐ文化で育った私は
「ひ〜!汚い!」と思っていた。
「アメリカでは靴を履いたまま家の中で
暮らすのか」とそれで心に刻まれた。
で、実際ミネソタに来てみて
「あれ??」となった。
ちょうど今朝の情報番組で、
私の疑問に答える特集コーナーが。
ミネソタに来て意外だったこと。
それは、家の中に入るときに
わりと高確率で
「靴を脱いで」と言われることだった。
で、今朝たまたま地元のテレビが
アンケートを取っていたのを見て納得。
「あなたは家の中で靴を履いてますか?」
という質問へのウェブ投票を求めていた。
結果は、「履かない派」が多数派だった。
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
地元FOX9が行ってたウェブ投票なので
答えている人はほぼミネソタンだと思う。
やっぱり冬が長いミネソタだと、
雪を靴にくっつけたまま家の中を歩き回ると
雪が落ちてあちこち濡れちゃうもんね。
それに、冬の初めや春先の雪はドロドロだし、
凍ったら凍ったで、滑り止めの塩の粒で
ジャリジャリになるのだ。
なお、日本と違って玄関はないので
家に入ってすぐのところで脱いで
そこに靴を置いておくパターンがほとんど。
なお、ミネソタ界隈の一戸建ては
玄関ドアが二重になっていることも多い
けど、玄関という感じではない。
下手するとドアが2枚付いていて間に
ほぼスペースはない(防寒のため?)。
集合住宅はどうかというと、
分譲マンションのサーミルのところは
内廊下のドアの前で
ミネソタの真冬は「乾いた雪」が降る?
前回、この冬のミネソタは暖冬で
「暖冬だと、水分の多くて融けやすくて
道路にくっつきやすい雪が降る」と書いたけど。
水分が多くて融けやすいというのは
どういうことかというと。
逆の例を出した方がわかりやすそう。
つまり、例年の真冬に降るのはこういう雪。↓
ミネソタに来て最初の冬に驚いた。
握っても雪玉にならない雪。
よ〜く目を凝らしてみたら、
雪の結晶が私が想像したカタチ
(❄️←こういうの)じゃなかった。
単に丸い粒々だった。いわゆる
パウダースノーってこういう感じ?
車を運転している時にも、例年は
前の車の走る風圧(?)で路面で
舞い踊る雪が見られた。
ミネソタ人にそれを話したら、
「乾いた雪はくっつかないんだよ」と言われた。
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
ちなみに、その乾いた雪が例年のミネソタの
真冬の寒さだとどうなるかというと。
最低気温がー10℃以下の日々が続くと
太陽光と風のせいなのか、徐々に潰れて
硬くて密度の高い焼きメレンゲみたいな
カシュカシュの感じになる。
(踏み込んでみると、硬いのは上の方だけだったりする)
そこにまた雪が降っても、同じことの
繰り返しで潰れるので、雪が大腿まで
積もったというのは私が来てから
ミネアポリス界隈ではほとんど
なかったと思う。いつも膝くらいまでのイメージ。
「暖冬だと、水分の多くて融けやすくて
道路にくっつきやすい雪が降る」と書いたけど。
水分が多くて融けやすいというのは
どういうことかというと。
逆の例を出した方がわかりやすそう。
つまり、例年の真冬に降るのはこういう雪。↓
ミネソタに来て最初の冬に驚いた。
握っても雪玉にならない雪。
よ〜く目を凝らしてみたら、
雪の結晶が私が想像したカタチ
(❄️←こういうの)じゃなかった。
単に丸い粒々だった。いわゆる
パウダースノーってこういう感じ?
車を運転している時にも、例年は
前の車の走る風圧(?)で路面で
舞い踊る雪が見られた。
ミネソタ人にそれを話したら、
「乾いた雪はくっつかないんだよ」と言われた。
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
ちなみに、その乾いた雪が例年のミネソタの
真冬の寒さだとどうなるかというと。
最低気温がー10℃以下の日々が続くと
太陽光と風のせいなのか、徐々に潰れて
硬くて密度の高い焼きメレンゲみたいな
カシュカシュの感じになる。
(踏み込んでみると、硬いのは上の方だけだったりする)
そこにまた雪が降っても、同じことの
繰り返しで潰れるので、雪が大腿まで
積もったというのは私が来てから
ミネアポリス界隈ではほとんど
なかったと思う。いつも膝くらいまでのイメージ。
ミネソタの冬は「暖冬」だと余計に過酷だ
この冬のミネソタは暖冬です。
でもね、そのせいで冬が余計にたいへんな
ことになってる気がする。
なぜ暖冬だと余計にボロボロになるかというと。
雪の量が多い → 除雪車が除雪する回数が増える
→ 除雪車のブレードが路面の凸凹を引っ掛けて
しまう回数も増える → 道路の穴が増える
というのと。
暖冬だと、水分の多くて融けやすくて
道路にくっつきやすい雪が降るため。
→ その雪が日中にマイナス5℃前後で溶ける
→ 夜間に冷えて路面が凍る
(そこにさらに降った雪がくっついたりする)
→ 滑ると危ないので除雪車が出る
でもね、そのせいで冬が余計にたいへんな
ことになってる気がする。
なぜ暖冬だと余計にボロボロになるかというと。
雪の量が多い → 除雪車が除雪する回数が増える
→ 除雪車のブレードが路面の凸凹を引っ掛けて
しまう回数も増える → 道路の穴が増える
というのと。
暖冬だと、水分の多くて融けやすくて
道路にくっつきやすい雪が降るため。
→ その雪が日中にマイナス5℃前後で溶ける
→ 夜間に冷えて路面が凍る
(そこにさらに降った雪がくっついたりする)
→ 滑ると危ないので除雪車が出る
→ 氷を掻き取るついでにアスファルトの
凸凹も剥がしてしまう
ってとこかも。
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
なんでこんなに道路が傷むかというと、
たぶん夏と冬の気温が違いすぎるのも一因だと思う。
なぜって、冬はマイナス30℃にも下がるのに
夏は35℃くらいまで上がることもあるので、
最低気温と最高気温の温度差は65℃。
しかもアスファルトの温度は太陽光で
もっと上がるので、60℃くらいとしても
温度差90℃にもなっちゃうのだ。
長い冬を終えて春になると、あちこちで
道路工事が始まる。まずは、路面に空いた
穴を埋めて、その後にじっくり大々的に
大きな区画を封鎖して何ヶ月もかけて
大規模に補修する。
車を運転していると、この封鎖に行き当たって
困ることも結構あるのだった。
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
ところでミネソタの道路が穴だらけになる
シーズンになると思い出すことがある。
年季の入った英米ミステリーファンの私は、
かなり昔「 私はウォルシャウスキー」という
凸凹も剥がしてしまう
ってとこかも。
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
なんでこんなに道路が傷むかというと、
たぶん夏と冬の気温が違いすぎるのも一因だと思う。
なぜって、冬はマイナス30℃にも下がるのに
夏は35℃くらいまで上がることもあるので、
最低気温と最高気温の温度差は65℃。
しかもアスファルトの温度は太陽光で
もっと上がるので、60℃くらいとしても
温度差90℃にもなっちゃうのだ。
そりゃあヒビも入るわ。
ちなみに、「ミネソタには2つの季節しかない」
と言われるそうで。
その2つとは、 「道路工事をしている季節」と
「道路工事をしていない季節」 。
なぜって、ミネソタの凍てつく真冬には
道路工事は出来ないから。
ちなみに、「ミネソタには2つの季節しかない」
と言われるそうで。
その2つとは、 「道路工事をしている季節」と
「道路工事をしていない季節」 。
なぜって、ミネソタの凍てつく真冬には
道路工事は出来ないから。
長い冬を終えて春になると、あちこちで
道路工事が始まる。まずは、路面に空いた
穴を埋めて、その後にじっくり大々的に
大きな区画を封鎖して何ヶ月もかけて
大規模に補修する。
車を運転していると、この封鎖に行き当たって
困ることも結構あるのだった。
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
ところでミネソタの道路が穴だらけになる
シーズンになると思い出すことがある。
年季の入った英米ミステリーファンの私は、
かなり昔「 私はウォルシャウスキー」という
アメリカミステリー小説を読んだ。
その中では、当時のアメリカは弁護士が
余っていて、公道で転んで負傷した人が
救急車に乗ると、その後を弁護士が
追いかけてきて仕事を取ろうとすると
いうくだりがあった。
(道路の管理不足で当局から賠償金を取ろうとする)
なのでミネソタに来る前の私は
「アメリカって当局が道路の穴をすぐに
埋めなきゃいけないんだな」と思ってた。
で、ミネソタに来て「あれっ?」となった。
まあ、冬のミネソタでは無理だよね。
その中では、当時のアメリカは弁護士が
余っていて、公道で転んで負傷した人が
救急車に乗ると、その後を弁護士が
追いかけてきて仕事を取ろうとすると
いうくだりがあった。
(道路の管理不足で当局から賠償金を取ろうとする)
なのでミネソタに来る前の私は
「アメリカって当局が道路の穴をすぐに
埋めなきゃいけないんだな」と思ってた。
で、ミネソタに来て「あれっ?」となった。
まあ、冬のミネソタでは無理だよね。
よろしければ応援のポチッ、
ぜひお願いします。⬇︎